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2013/7/17

ロシア

製薬大手ファームスタンダード、シンガポール同業を買収へ

この記事の要約

ロシアの製薬大手ファームスタンダードは9日、シンガポール同業ビーヴァー・ファーマを6億3,000万米ドルで買収する方針を明らかにした。来月17日に開催する臨時株主総会で正式決定する。\ 証券会社ライ・マン&ゴールセキュリ […]

ロシアの製薬大手ファームスタンダードは9日、シンガポール同業ビーヴァー・ファーマを6億3,000万米ドルで買収する方針を明らかにした。来月17日に開催する臨時株主総会で正式決定する。

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証券会社ライ・マン&ゴールセキュリティーズのアナリスト、クセニア・アルチュノワ氏は、ファームスタンダードがビーヴァー・ファーマを買収するのに十分な資金を保有していないと指摘。OTC薬(一般用医薬品)子会社の売却益を買収資金に充てる考えだとの見方を示した。

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ファームスタンダードは8日、OTC子会社を分離(スピンオフ)すると発表。その後、スピンオフに反対する株主から市場価格を大幅に下回る水準で株式を強制的に買い取る方針を示したことが嫌気され同社の株式は急落。4年ぶりの安値水準に落ち込んだ。

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ファームスタンダードはウーファに本社を置く。モスクワ、ウーファ、ニジニ・ノブゴロド、クルスク、チュメニに工場を持ち、200種を超える製品を生産している。ロシア医薬品市場でのシェアは3.4%で、スイスのノバルティス、仏サノフィに次いで3位につけている。

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