2013/7/17

ロシア

アフトワズ、起亜自を参考に「ラーダ」のデザイン刷新へ

この記事の要約

ロシア自動車最大手アフトワズは、デザイン革命によって成功を収めた韓国の起亜自動車に倣い、「ラーダ」ブランドのデザイン刷新を進める考えだ。アフトワズのチーフデザイナー、スティーブ・マッティン氏が、11日発行の『オートモーテ […]

ロシア自動車最大手アフトワズは、デザイン革命によって成功を収めた韓国の起亜自動車に倣い、「ラーダ」ブランドのデザイン刷新を進める考えだ。アフトワズのチーフデザイナー、スティーブ・マッティン氏が、11日発行の『オートモーティブ・ニューズ・ヨーロッパ』に掲載されたインタビューで明らかにした。

\

起亜は2006年に、フォルクスワーゲン(VW)「パサート」やアウディ「TT」のデザインを手がけたペーター・シュライヤー氏を迎え入れた。同氏は、起亜ブランドのファミリールックとなった「タイガーノーズグリル」の導入で成功を収め、SUVの「スポーテージ」、「シード」、「オプティマ」などのヒット作を世に送り出し、起亜の成長に大きく貢献した。

\

マッティン氏は、デザインに力を入れることで大きな成長を遂げた起亜の手法をアフトワズにも取り入れたいと考えている。退屈で古臭いデザインが批判の的となってきたラーダに、「全く新しいデザイン言語とDNAを導入し、ブランドイメージを一新する必要がある」と語る。

\

マッティン氏は英国出身の48才。メルセデス・ベンツのシニアデザインマネージャーやボルボ・カーズのデザインディレクター兼上級副社長を歴任し、2011年にアフトワズのチーフデザイナーに就任した。

\

今年上期のラーダの販売台数は22万6,729台と、前年同期を10%下回っている。

\
COMPANY |
CATEGORY |
KEYWORDS |