欧州復興開発銀行(EBRD)は6日、ハンガリー・ブダペストの公共交通機関の自動運賃収受システム導入プロジェクトを支援するため、5,540万ユーロを融資すると発表した。
\このプロジェクトはブダペスト交通局(BKK)が実施するもので、地下鉄の自動改札システムやバス、市電、電車の改札機の整備やバックオフィスの情報処理センターの設置などを設置する内容。ブダペスト市も60億フォリント(2,650万ユーロ)を拠出する。プロジェクトの実施によって公共交通サービスプロバイダーが統合されサービスの質が向上し、公共交通部門の効率改善が実現すると期待されている。
\EBRDのマルケ理事(自治体・環境インフラ担当)はプロジェクトについて、「ブダペスト市内の公共交通にとって重要なステップであり、市民の公共交通利用を促し自家用車の利用を控えさせることにつながる」と語った。
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