2013/9/25

総合・マクロ

欧州復興開発銀、仏フォルシアに1億ユーロ超を協調融資

この記事の要約

欧州復興開発銀行(EBRD)はこのほど、フランスの自動車内装部品大手フォルシアが計画するポーランドなど4カ国での投資プロジェクトに1億2,250万ユーロを協調融資すると発表した。EBRD融資分が4,000万ユーロで、残り […]

欧州復興開発銀行(EBRD)はこのほど、フランスの自動車内装部品大手フォルシアが計画するポーランドなど4カ国での投資プロジェクトに1億2,250万ユーロを協調融資すると発表した。EBRD融資分が4,000万ユーロで、残りは提携銀行が貸与する。

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対象となるのは、モロッコ、ポーランド、ルーマニア、ロシアへの投資計画だ。EBRDでは、フォルシアのプロジェクトがこれらの国々の自動車部品産業の成長を助け、雇用を生み、技術移転も進むと評価した。

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EBRDによると、同行は一貫して支援対象国における自動車産業の振興に力を入れてきた。1994年にフィアットのポーランド工場近代化を支援したのに始まり、ゼネラルモーターズ(GM)、トヨタ、ルノー、フォルクスワーゲン(VW)など国際大手や地場系企業に融資を行った。これまでの支援件数は500件弱、融資額は85億ユーロに上っている。

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