中・東欧、CIS諸国、ロシアに特化した情報誌

2013/9/25

ルーマニア・ブルガリア・その他南東欧・トルコ

ブルガリア労働コスト、第2四半期は3.4%上昇

この記事の要約

ブルガリア統計局が17日発表した2013年第2四半期の1時間当たりの労働コスト(速報値、労働日数調整済み)は前年同期比で3.4%上昇し、第1四半期の4.7%から一段と減速した。11~12年は5%台後半から9%の高い上昇率 […]

ブルガリア統計局が17日発表した2013年第2四半期の1時間当たりの労働コスト(速報値、労働日数調整済み)は前年同期比で3.4%上昇し、第1四半期の4.7%から一段と減速した。11~12年は5%台後半から9%の高い上昇率で推移していた。

\

産業別の労働コスト上昇率は鉱工業が3.8%、小売・サービス業が1.8%、建設業が4.9%だった。業種別に見ると、教育が9.3%、宿泊・飲食業が9.1%、行政・警備・社会保障サービスが8.0%と大幅上昇したが、芸術・娯楽・余暇関連は10.0%、不動産業は5.6%低下した。

\

労働コストのうち賃金コスト(現物給付を含む)は3.2%上昇し、特に教育分野で9.5%の大幅上昇となった。一方、芸術・娯楽・余暇関連は11.6%低下した。賃金外コスト(税・社会保険料の雇用者負担分)は4.7%上昇した。

\
COMPANY |
CATEGORY |
KEYWORDS |