2013/10/2

チェコ・スロバキア

仏アレバが提訴、チェコ原発工事入札めぐり

この記事の要約

チェコ国営電力会社CEZが計画している同国南部テメリン原発の拡張工事入札で選考から漏れた仏原子力大手アレバが、ブルノ地方裁判所に提訴した。地裁関係者が9月23日、CTK通信に明らかにした。\ テメリン原発拡張工事の入札に […]

チェコ国営電力会社CEZが計画している同国南部テメリン原発の拡張工事入札で選考から漏れた仏原子力大手アレバが、ブルノ地方裁判所に提訴した。地裁関係者が9月23日、CTK通信に明らかにした。

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テメリン原発拡張工事の入札には、アレバに加え東芝傘下のウエスチングハウスとロシアのアトムストロイエクスポルトの3社が応札した。CEZは昨年10月、アレバの提示案に重大な欠点が複数あるとして、同社を選考対象から除外。アレバはこれを不服としてチェコの独占禁止当局(UOHS)に数回にわたって異議を申し立てたがいずれも却下されたため、提訴に踏み切った。ブルノ地裁の関係者によると、アレバは入札手続きの停止あるいはCEZが落札企業と契約することを禁じる命令を出すよう求めているという。地裁は30日以内に判断を下すことになっている。

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CEZは将来の電力需要の増加に対応するためテメリン原発で原子炉2基を増設する計画。原子炉の施工業者は年内に決定され、25年までに完成する予定だ。

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