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2013/10/23

ロシア

伊藤忠、ロシアからガス火力発電プロジェクトを受注

この記事の要約

伊藤忠商事は18日、ニージニー・ノブゴロド州アフトザヴォツカヤにおけるガス火力発電プロジェクトの受注が確定したと発表した。契約規模は550億円(5億6,100万米ドル)で、日本の銀行団が投資額の3分の1を融資する。来年着 […]

伊藤忠商事は18日、ニージニー・ノブゴロド州アフトザヴォツカヤにおけるガス火力発電プロジェクトの受注が確定したと発表した。契約規模は550億円(5億6,100万米ドル)で、日本の銀行団が投資額の3分の1を融資する。来年着工、2016年の稼働を目指す。

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プロジェクトは、ロシアの鉱山・金属・エネルギー企業であるEn+の子会社ユーロシブエネルゴが進めているもので、出力400メガワットの発電所を新設する。発電設備の工事は東洋エンジニアリングと三菱重工業が受け持つ。また、三菱重工はタービン供給と、稼働後の保守点検業務も担当する。

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En+と伊藤忠は昨年11月に同プロジェクトについて覚書を交わしていた。(東欧経済ニュース2012年11月28日号「伊藤忠、ロシアの発電プロジェクトで覚書調印」を参照)

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