2014/1/22

チェコ・スロバキア

チェコ銀行協会、経済成長見通しを上方修正

この記事の要約

チェコ銀行協会(CBA)は14日に発表した最新の経済見通しで、経済成長率予測を2014年は1.9%、15年は2.5%と、それぞれ昨年10月の前回予測から上方修正した。\ CBAは昨年10月、14年の経済成長率は1.6%、 […]

チェコ銀行協会(CBA)は14日に発表した最新の経済見通しで、経済成長率予測を2014年は1.9%、15年は2.5%と、それぞれ昨年10月の前回予測から上方修正した。

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CBAは昨年10月、14年の経済成長率は1.6%、15年は2.4%とする予測を発表していた。CBA科学委員会のニーダーマイヤー委員長は、前回予測では中央銀行が昨年に実施した為替介入の影響を考慮に入れていなかったと指摘。「コルナの下落は確実に輸出拡大につながり、今年の経済成長を後押しするだろう」と、上方修正の理由を説明した。中銀は昨年11月、コルナ高抑制やインフレの鈍化阻止に向け、02年以来約10年ぶりに外為市場でコルナ売り介入に踏み切った。CBAはまた、失業率は今年は7.7%と横ばいで、来年には7.2%に改善するとの見通しを示した。

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CBAは、CSOB、チェスカー・スポジテルナ(CS)、コメルチニ・バンカ、ウニクレディト・バンク、ライフアイゼンバンクの主要5行のアナリストの分析に基づく経済成長見通しを四半期ごとに発表している。

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