2014/2/12

ハンガリー

ティッセンクルップのハンガリー子会社、中東欧事業強化

この記事の要約

独鉄鋼大手ティッセンクルップのハンガリー子会社で、鋼材、非鉄金属、樹脂などのトレーディングを手がけるフェログローブスは、中東欧事業を強化する。同社はブダペストのサービスセンターに新たな鋼板加工施設を設置したほか、鋼管加工 […]

独鉄鋼大手ティッセンクルップのハンガリー子会社で、鋼材、非鉄金属、樹脂などのトレーディングを手がけるフェログローブスは、中東欧事業を強化する。同社はブダペストのサービスセンターに新たな鋼板加工施設を設置したほか、鋼管加工向けの新施設も春に完成する見通しだ。

新施設には最新装置が導入され、鋼鉄の裁断やプラズマ切断など様々な加工処理を行うことができるようになった。設置によって、サービスセンターの総面積はこれまでより4,400平方メートル広い6万6,948平方メートルとなった。

フェログローブスは1998年にテュッセンクルップの傘下に入った。鉄鋼、工具鋼、高品質スチール、非鉄金属などを扱い、ハンガリーの鉄鋼半加工製品市場で業界大手。チェコ、ポーランド、スロバキア、ブルガリアおよびロシアでも事業展開する。