ハンガリー製薬大手リヒター・ゲデオンが5日発表した2013年通期連結決算は、営業利益が1億6,390万ユーロとなり、前年から2.5％減少した。販売・マーケティング費と研究開発支出の増加が利益の圧迫要因となった。
売上高は前年比4.8％増の11億8,400万ユーロに拡大した。国内売上高は1.2％減の1億570万ユーロ。市場調査会社IMSの調べによると、13年の国内医薬品市場におけるリヒターのシェアは5.3％で4位だった。
国外売上高は前年同期比5.7％増の10億7,830万ユーロに拡大した。国・地域別では欧州連合（EU）が5.2％増の4億2,700万ユーロ、独立国家共同体（CIS）が2.3％増の5億930万ユーロ、米国が13.8％減の4,810万ユーロ、中国が472.1％増の3,490万ユーロ、その他の地域が0.3％減の5,900万ユーロだった。
