2014/2/12

ルーマニア・ブルガリア・その他南東欧・トルコ

中利科技、トルコに合弁会社

この記事の要約

中国の太陽光・ソーラーモジュールメーカーである中利騰暉光伏科技(テルサン)がトルコのソーラー開発市場に進出する。現地商社のEGEトレードと折半出資の合弁会社「テルサン・アナドル・ソーラー・エネルギー」を設立する。将来的に […]

中国の太陽光・ソーラーモジュールメーカーである中利騰暉光伏科技(テルサン)がトルコのソーラー開発市場に進出する。現地商社のEGEトレードと折半出資の合弁会社「テルサン・アナドル・ソーラー・エネルギー」を設立する。将来的にはモジュールの現地生産も視野に入れる。

トルコは晴天に恵まれた地域が多く、放射照度(日射強度)は最大1平方メートル当たり1,500キロワットに達する。EGEトレードのクルカン取締役は、合弁会社がトルコで合計出力50メガワットのソーラー発電パークを設置する方針であることを明らかにしている。

政府が2011年にソーラー発電の買い取り額(フィードイン・タリフ)を引き上げたこともあり、外国企業もトルコ・ソーラー市場への関心を高めている。中国からは英利緑色能源(インリー・ソーラー)や、中国国家電網(SGCC)直属の中国国家電網研究院(SGEPRI)などが進出済みだ。

中電光伏もイスタンブールに6億米ドルを投じて工場を整備。ソーラーセル・モジュールを欧州に出荷しはじめた。