2014/2/12

ルーマニア・ブルガリア・その他南東欧・トルコ

スイス日用品メーカー、ブルガリアに物流拠点

この記事の要約

スイス日用品メーカーのトリサがブルガリアに物流拠点を設ける。東欧・ロシア市場での拡販戦略に沿うもので、当初3年で600万レフ(約250万ユーロ)を投じる。30人を雇用する計画だ。 立地は首都ソフィア郊外にあるソフィア東工 […]

スイス日用品メーカーのトリサがブルガリアに物流拠点を設ける。東欧・ロシア市場での拡販戦略に沿うもので、当初3年で600万レフ(約250万ユーロ)を投じる。30人を雇用する計画だ。

立地は首都ソフィア郊外にあるソフィア東工業団地で、すでに2万7,000平方メートルの用地を取得した。

トリサは1887年の創業。口腔ケア、ヘアケア、ボディケア用品の製造を手掛ける。ブルガリアでは約20年前から、自社製品のほか、スイス・アーミーナイフ「ヴィクトリノックス」を販売してきた。

ソフィア東工業団地は64万平方メートルの面積があり、ブルガリアの主要物流・倉庫・製造拠点として開発される予定だ。しかし景気後退で思うように投資者が集まらず、これまでに進出したのは物流・配送業者のカヴェン・オルビコのみとなっている。流通のピカデリーは物流拠点の建設に向けて、7万7,000平方メートルの用地を購入した。