2014/2/12

CIS諸国

欧州復興開発銀、CISの不動産開発会社に投資

この記事の要約

欧州復興開発銀行(EBRD)は4日、独立国家共同体(CIS)地域で不動産開発を手がけるアムテル・プロパティーズ・デベロップメント(APD)に5,000万米ドルを投資すると発表した。 APDは、ロシア、ウクライナ、ベラルー […]

欧州復興開発銀行(EBRD)は4日、独立国家共同体(CIS)地域で不動産開発を手がけるアムテル・プロパティーズ・デベロップメント(APD)に5,000万米ドルを投資すると発表した。

APDは、ロシア、ウクライナ、ベラルーシおよびグルジアで商業用不動産と住宅の開発・運営を行っている。EBRDの資金は、グルジア・トビリシ空港近くに建設される床面積1万6,000平方メートルの冷蔵倉庫センターと、ベラルーシ・ミンスクに建設される3つ星ホテル(客室数120)の2件のプロジェクトに活用される。

また、EBRDは傘下のスペシャル・シェアホルダーズ・ファンド(SSF)を通じて、ADPが保有する不動産の省エネルギーを促進するための改善点を特定する検査の実施に必要な資金を提供する。例えば、ミンスクのホテルでは最新技術の導入により、20%もエネルギー効率が上昇する可能性があるという。