2014/2/19

ポーランド

欧州復興開発銀、ポーランドの風力発電所に融資

この記事の要約

欧州復興開発銀行(EBRD)は10日、ポーランド東部オルラに建設される風力発電所(ウィンドファーム)の第1期工事に9,400万ズロチ(2,200万ユーロ)を融資すると発表した。 オルラ・ウィンドファーム第1期工事では出力 […]

欧州復興開発銀行(EBRD)は10日、ポーランド東部オルラに建設される風力発電所(ウィンドファーム)の第1期工事に9,400万ズロチ(2,200万ユーロ)を融資すると発表した。

オルラ・ウィンドファーム第1期工事では出力22.5メガワット(MW)分の設備が建設され、今年12月の完成を予定している。第2期工事は来年半ばに完了する予定だ。完成時の出力は37.5MW。同ウィンドファームが稼働することで、年間5万7,400トンの二酸化炭素(CO2)の排出が削減される見通し。

ポーランドは電力の約9割を石炭による火力発電に頼り、再生可能エネルギーの導入が遅れている。2021年までにエネルギーミックスに占める再生可能エネルギーの割合を20%に引き上げるという政府目標を達成するためには、再生可能エネルギーセクターの活性化が急務となっている。

EBRDは支援対象地域の再生可能エネルギーセクターの50件のプロジェクトに11億ユーロを投資して支援している。

ルーマニア・ブルガリア・その他南東欧・トルコ
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