チェコ最高峰スニェスカ山の頂上がポーランドにあった事実が、このほど判明した。この山はポーランド国境に広がるクルコノシェ山脈を構成するもので、従来は測量の指標となる三角点がある標高1,602メートル地点が頂上とされていた。
クルコノシェ国立公園管理局(KRNAP)によると、新たな測量調査の結果、標高はこれまで考えられていたより1.3メートル高く、かつ頂上は国境からポーランド領に3.5メートル強入ったところにあることがわかった。ここには聖ヴァヴジニェツ(ラウレンティウス)礼拝堂が建っている。
ちなみに、ポーランドの最高峰はスロバキアとの国境にあるタトラ山脈のリシイ山。標高は2,503メートルで、こちらも頂上はスロバキア領にあるという。