独化学大手ヘンケルの中東欧部門ヘンケル・セントラル・イースタン・ユーロップ(ヘンケル CEE)が20日発表した2013年12月通期決算の売上高は30億3,400万ユーロとなり、前期から1.6%増加した。現地通貨建てでは増収幅が6%に拡大する。営業利益(EBIT)は8.1%増の4億5,900万ユーロ(現地通貨建てでは13.7%増)で、売上高営業利益率は前期の14.2%から15.1%に改善した。
地域別ではトルコとロシアが特に好調で、トルコは2ケタ台の売上成長を記録した。
ヘンケルCEEは中東欧、中央アジア・コーカサス、トルコの計32カ国を統括している。ヘンケル・グループの世界売上高(前期比0.9%減の163億5,500万ユーロ)に占めるシェアは18.6%で、前期の18.1%から上昇。営業利益に占める割合も19.3%から20.1%に拡大した。