欧州投資基金(EIF)は25日、西バルカン地域の中小企業を支援するため1,450万ユーロを拠出する契約を欧州復興開発銀行(EBRD)と交わしたと発表した。西バルカン企業発展技術革新ファシリティ(WB EDIF)の柱の一つである西バルカン企業拡大基金(ENEF)を通して、西バルカン地域の零細、中小企業の資金調達をサポートする。
ENEFは高い潜在的成長力を持つ企業の支援を目的としており、主に株式、準株式、転換社債などを投資先に提供している。EBRDはまた、並行してローカル企業ファシリティ(LEF)を通じた協調融資も実施する。
WB EDIFはバルカン地域の社会経済発展と欧州連合(EU)加盟を後押しするため、中小企業の資金調達を支援しインフラ、エネルギー効率、民間セクターの発展への戦略投資に対する専門的支援を行うためEUによって設立された。