2014/3/12

ルーマニア・ブルガリア・その他南東欧・トルコ

国際金融公社、ティミショアラ市に2500万ユーロ融資

この記事の要約

世界銀行グループの民間融資部門である国際金融公社(IFC)は4日、ルーマニア第3の都市であるティミショアラ市に対して、総額1億1,200万レウ(約2,480万ユーロ)の融資を実施すると発表した。インフラ整備を支援し、生活 […]

世界銀行グループの民間融資部門である国際金融公社(IFC)は4日、ルーマニア第3の都市であるティミショアラ市に対して、総額1億1,200万レウ(約2,480万ユーロ)の融資を実施すると発表した。インフラ整備を支援し、生活・事業環境の改善を後押しする狙いだ。

欧州連合(EU)が助成するプロジェクトが対象となる。これには地域交通、遠隔暖房、都市再開発、保健施設などでの取り組みが含まれる。また、中小企業における情報通信(IT)システム近代化も支援する。

IFCは昨年、同国北東部のボトシャニ市に対しても、EUが助成する地域暖房システム効率化プロジェクトを補完するものとして3,400万レウ(760万ユーロ)の融資を実施した。

ティミショアラはルーマニア西部の経済、文化を支える中心的な役割を果たしている。地元企業の事業分野は自動車から情報通信技術、物流、電機、化学、印刷、繊維まで、多岐にわたる。