2014/4/2

ポーランド

ポーランド、ウクライナ中小企業支援に3億ズロチ

この記事の要約

ポーランド政府は、ウクライナの中小企業を支援するため、今後3年間で3億ズロチ(1億米ドル)を投資する方針だ。ポーランドのRMFラジオ局が伝えた。 国営銀行BGKと最大手銀行PKO BPが中心となって特別基金を設立。30~ […]

ポーランド政府は、ウクライナの中小企業を支援するため、今後3年間で3億ズロチ(1億米ドル)を投資する方針だ。ポーランドのRMFラジオ局が伝えた。

国営銀行BGKと最大手銀行PKO BPが中心となって特別基金を設立。30~50件のプロジェクトに25万~数百万ドルを供与する。対象となるのは従業員数30から250人の企業で、業種は問わない。これらの企業は将来的にワルシャワ証券取引所に上場することが期待されている。なお、このプログラムには、PKO BPのウクライナ子会社、クレドバンクも協力する。

ジエコンスキ大統領府長官は、「ウクライナに新しい産業と新しい企業を支援し、新たな中間層の確立したい」と語り、基金の運営に当たっては、ポーランドが体制転換期に存在した米国とポーランドの共同基金を参考にする意向を示した。