2014/4/2

チェコ・スロバキア

ZF、チェコの開発拠点で増員

この記事の要約

独自動車部品大手のZFフリードリヒスハーフェンは3月25日、チェコのプルゼニにある開発拠点の人員を2017年までに約200人増やす計画を発表した。ZFグループ内部からの開発・試験の依頼が増えているためで、7階建てのオフィ […]

独自動車部品大手のZFフリードリヒスハーフェンは3月25日、チェコのプルゼニにある開発拠点の人員を2017年までに約200人増やす計画を発表した。ZFグループ内部からの開発・試験の依頼が増えているためで、7階建てのオフィスビルを新たに建設する。同ビルはこのほど着工しており、今年末には完成する予定。まずは開発に携わる70人の従業員が入居する。同ビルの建設投資は約400万ユーロ。

プルゼニは8カ所ある主要開発拠点の1つに位置づけられる。ソフトウエア開発、ソフトウエアの試験、メカトロニクス部品の開発、樹脂部品やセンサーやアクチュエーターなどのメカトロニクス部品のプロトタイプ製造、耐候試験や耐用寿命試験などを行っており、ZFグループの本社や各部門からの依頼に応じている。特にドイツのZF拠点からの依頼が増えているという。

プルゼニの研究開発拠点は、ZFが2007年に買収したチェコの技術開発会社を前身とする。従業員数は買収当時の50人から現在は200人以上と4倍に増えている。