2014/4/9

チェコ・スロバキア

カールスバーグがチェコ企業を買収

この記事の要約

欧州ビール大手のカールスバーグ(デンマーク)は3日、チェコの老舗ビールメーカー、ジャテツキー・ピヴォヴァル)の株式51%を取得し、子会社化したと発表した。買収価格など取引の詳細は明らかにしていない。同社は欧州17カ国のメ […]

欧州ビール大手のカールスバーグ(デンマーク)は3日、チェコの老舗ビールメーカー、ジャテツキー・ピヴォヴァル)の株式51%を取得し、子会社化したと発表した。買収価格など取引の詳細は明らかにしていない。同社は欧州17カ国のメーカーを傘下に収めているが、チェコでの買収は初めて。

ジャテツキーは1800年設立の老舗メーカー。、主力ブランド「ジャテツ」のほか、プレミアムビール「バロンカ」、グルテンフリービール「セリア」を製造している。年産量は2万キロリットル。

カールスバーグは、チェコのプレミアムビールに対する需要が欧州の主要市場で大きいとみている。同ブランドの販路を拡大し、国外市場に順次、投入する計画だ。