2014/4/16

チェコ・スロバキア

チェコ、ユーロ賛成派はわずか24%

この記事の要約

チェコの世論調査機関STEMが先ごろ実施したユーロ導入に関するアンケート調査によると、導入を支持する人の割合は24%と、2012年9月の前回調査時と比べ7ポイント増加したものの、依然として低い水準にとどまった。 調査は1 […]

チェコの世論調査機関STEMが先ごろ実施したユーロ導入に関するアンケート調査によると、導入を支持する人の割合は24%と、2012年9月の前回調査時と比べ7ポイント増加したものの、依然として低い水準にとどまった。

調査は18歳以上の男女1,070人を対象に先月11~20日に実施された。これによると、ユーロ導入に反対する人の割合は28%、ユーロそのものに反対する人は48%と、反対派が多数を占めた。

STEMによると、ユーロに賛成する人は年齢が若く、大学教育を受けており、政治的関心が高く裕福な人が多いという。

1月に発足したソボトカ政権は、欧州統合とユーロ導入に前向きな姿勢を示しているが、導入の具体的日程は示していない。バビシュ副首相兼財務相は2月、導入は2020年以降になるとの見方を示している。