2014/4/30

チェコ・スロバキア

チェコ進出の独企業、投資に積極姿勢

この記事の要約

チェコに進出しているドイツ企業の約9割が同国への投資に積極的な姿勢を見せていることが、ドイツ・チェコ商工会議所(DTIHK)による最新のアンケート調査で明らかになった。 チェコの景気の現状については「満足」と回答した企業 […]

チェコに進出しているドイツ企業の約9割が同国への投資に積極的な姿勢を見せていることが、ドイツ・チェコ商工会議所(DTIHK)による最新のアンケート調査で明らかになった。

チェコの景気の現状については「満足」と回答した企業が全体の3分の2にのぼり、19%が「良い」と答えた。今後の景気見通しについては41%が「良くなる」、約半数が「安定的に推移する」と回答した一方、「悪くなる」と答えた企業は11%にとどまり、楽観的な見方が支配的だった。

事業の見通しについては、40%が「業績が改善する」とし、約50%が「安定的に推移する」と答えた。DTIHKのバウアー会頭は、「多くの企業が市場の成長率を上回る業績拡大を予想している」と指摘している。

投資の見通しについては、約半数が「前年並みの水準を維持する」と回答し、約30%は「増額する」と答えた。「再投資を行いたい」と答えた企業は88%にのぼり、多くの企業がビジネス立地としてのチェコに満足していることがうかがえる。