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2014/4/30

ルーマニア・ブルガリア・その他南東欧・トルコ

独自動車部品ムーア・ウント・ベンダー、トルコで現地生産

この記事の要約

独自動車部品メーカーのムーア・ウント・ベンダーは、トルコ西部イズミルの近郊に2,000万ユーロを投資して建設した新工場の開所式を行った。主に現地顧客向けにサスペンション用のコイルスプリングとスタビライザーを生産する。今後 […]

独自動車部品メーカーのムーア・ウント・ベンダーは、トルコ西部イズミルの近郊に2,000万ユーロを投資して建設した新工場の開所式を行った。主に現地顧客向けにサスペンション用のコイルスプリングとスタビライザーを生産する。今後の成長が見込めるトルコで現地生産に乗り出すことで、国際競争力を強化する狙い。トルコ投資庁(ISPAT)が17日付で明らかにした。

新工場はマニサ産業地区にあり、敷地面積は3万1,000平方メートル。工場の稼働自体は昨年9月に開始していた。コイルスプリング年産能力は現在のところ350万個だが、生産能力を2倍に増強する計画もすでにあるという。