2014/4/30

ロシア

ロスネフチ、東シベリア投資を加速

この記事の要約

ロスネフチが極東連邦管区における投資を強化する。セチン社長は25日、極東連邦管区における年間投資額が昨年の370億ルーブル(10億米ドル)から来年には790億ルーブル(22億ドル)へ、ほぼ倍増するとの見通しを示した。 メ […]

ロスネフチが極東連邦管区における投資を強化する。セチン社長は25日、極東連邦管区における年間投資額が昨年の370億ルーブル(10億米ドル)から来年には790億ルーブル(22億ドル)へ、ほぼ倍増するとの見通しを示した。

メドベージェフ首相がハバロフスクで開いた政府の極東社会経済開発委員会で明らかにした。投資規模はすでに2011年から13年の2年間で2倍に増えており、今後、投資がさらに加速すると語った。

主要鉱区である東シベリアのヴァンコル油田では、20年までに石油3,200万トンと天然ガス3,100万立方メートルを生産できる見通しという。

ロスネフチはまた、北極海に属するラプテフ海と東シベリア海、またチュクチ海とオホーツク海の大陸棚で21件の開発免許を持つ。石油90億トン、天然ガス9兆立方メートルが埋蔵されている可能性があるという。今年から18年までの4年間で1,120億ルーブル(31億ドル)を開発に投じる方針だ。