2014/5/7

CIS諸国

ウクライナの1-3月期GDP、前年比1.1%減

この記事の要約

ウクライナ国家統計局が4月30日発表した2014年1-3月期の国内総生産(GDP)は前年同期から1.1%減となり、前期(13年10-12月)の3.3%増から大きく減速した。前期比では季節調整済みベースで2%減だった。 ウ […]

ウクライナ国家統計局が4月30日発表した2014年1-3月期の国内総生産(GDP)は前年同期から1.1%減となり、前期(13年10-12月)の3.3%増から大きく減速した。前期比では季節調整済みベースで2%減だった。

ウクライナ政府は今年の実質経済成長率をマイナス3%と予測しているが、IMFは5%減とさらに厳しい見通しを示している。

国際通貨基金(IMF)は30日、ウクライナへの総額170億米ドルの融資を承認した。このうち32億ドルは同国の債務支払いを支援するため直ちに実行する。ウクライナの外貨準備は過去9カ月間で最低の水準に減少している一方、90億ドルの債務が年内に償還期限を迎えることから、IMFの支援が不可欠となっていた。

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