2014/5/14

CIS諸国

欧州復興開発銀、ウクライナの道路近代化を支援

この記事の要約

欧州復興開発銀行(EBRD)は6日、ウクライナに対する国際的支援の一環として、同国の道路網近代化事業に2億ユーロを融資すると発表した。 近代化事業の対象となるのは、首都キエフと地方都市を結ぶ幹線道路で、汎ヨーロッパ交通回 […]

欧州復興開発銀行(EBRD)は6日、ウクライナに対する国際的支援の一環として、同国の道路網近代化事業に2億ユーロを融資すると発表した。

近代化事業の対象となるのは、首都キエフと地方都市を結ぶ幹線道路で、汎ヨーロッパ交通回廊IXのキエフ~オデッサ区間およびキエフ~チェルニーヒウ区間などが含まれる。

EBRDは2010年にウクライナの道路近代化支援の第一弾として2億5,000万を融資しており、キエフ~ジトームィル、キエフ~コベルを結ぶ高速道路の改修が行われた。

EBRDはウクライナで最大の金融機関系投資家であり、4月1日時点で326件のプロジェクトに89億ユーロを投じている。