2014/5/21

ルーマニア・ブルガリア・その他南東欧・トルコ

独ボッシュ、ルーマニアに新生産開発拠点を開設

この記事の要約

独自動車部品大手のボッシュは9日、ルーマニア北西部のクルージュ=ナポカに新生産・開発拠点を開設した。欧州の自動車産業向けに電子部品や制御ユニットを生産する。建設投資は7,000万ユーロ以上で、総床面積は3万8,000平方 […]

独自動車部品大手のボッシュは9日、ルーマニア北西部のクルージュ=ナポカに新生産・開発拠点を開設した。欧州の自動車産業向けに電子部品や制御ユニットを生産する。建設投資は7,000万ユーロ以上で、総床面積は3万8,000平方メートル。従業員数は今年末までに750人を見込んでいる。

新工場で生産する部品は、運転支援や安全システム、エネルギー管理システムなどに組み込まれる。クルージュでは将来、電動バイクの駆動装置向けの電子部品も生産する計画という。

研究開発センターは2013年11月からクルージュで業務を開始している。現地生産する製品の電子部品やソフトウエアの開発に重点を置く。また、ボッシュのその他の拠点や現地顧客にエンジニアリングサービスも提供する。

同拠点は、電子制御装置や半導体、センサーなどを製造する自動車エレクトロニクス事業部に属する。また、ボッシュグループとしては、ブカレスト、ティミショアラ、ブラジに次ぐルーマニアで4番目の拠点となる。