2014/6/4

ポーランド

ポーランド初のLNG基地、商業稼働開始は来年5~6月

この記事の要約

ポーランドのピエホチンスキ経済相は5月26日、バルト海沿岸のシフィノウイシチェで建設が進む同国初の液化天然ガス(LNG)ターミナルの商業稼働開始時期が2015年5~6月になるとの見通しを明らかにした。 ピエホチンスキ経済 […]

ポーランドのピエホチンスキ経済相は5月26日、バルト海沿岸のシフィノウイシチェで建設が進む同国初の液化天然ガス(LNG)ターミナルの商業稼働開始時期が2015年5~6月になるとの見通しを明らかにした。

ピエホチンスキ経済相はPAP通信の取材に対し、「(ターミナル整備の)プロセスはまだ数カ月を要する。フル稼働は来年の5月か6月になるだろう」と語った。また、EUの舶用燃料の硫黄含有率に関する指令の施行により、バルト海で航行するLNG燃料船の数は今後5年間で500~600隻に増加するとの米研究機関の予測に言及、「これは我々にとって大きなチャンスだ」と述べ、汽船会社ポルスチームがLNG燃料フェリーの建造を検討していることを明らかにした。

シフィノウイシチェLNG基地は、国営ガス輸送会社ガスシステムの子会社ポルスキーLNGが建設している。初期受入能力はポーランドのガス総消費量の3分の1に相当する50億立方メートル/年で、将来的には75億立方メートルに拡大する可能性もある。ポーランド国営石油・ガス会社(PGNiG)が受入能力の約65%を確保しており、同社はカタールガスとの間で14年から20年間にわたり100万トン/年のLNGを購入する契約を結んでいる。