2014/6/4

ハンガリー

ハンガリー中銀、22カ月連続の利下げ

この記事の要約

ハンガリー中央銀行の国立銀行(MNB)は5月27日、政策金利である2週間物預金金利を2.50%から過去最低となる2.40%に引き下げた。利下げはこれで22カ月連続となる。インフレ率が低水準で推移する中、成長の促進を狙う。 […]

ハンガリー中央銀行の国立銀行(MNB)は5月27日、政策金利である2週間物預金金利を2.50%から過去最低となる2.40%に引き下げた。利下げはこれで22カ月連続となる。インフレ率が低水準で推移する中、成長の促進を狙う。

中銀は声明で「中期的に物価安定を維持することは、将来的な金融緩和を示している」と追加利下げの可能性を示唆。「マクロ経済見通しとリスクの動向を総合的に評価し、6月に発表する四半期インフレ報告の基本予想と代替シナリオを考慮した上で、政策金利をさらに引き下げる必要性と可能性を判断する」と述べた。

中銀はインフレ圧力の低下を背景に2012年8月から利下げを続けている。中央統計局(KSH)が先月発表した4月の消費者物価指数(CPI)は、1968年以来初めてマイナスを記録した。

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