韓国ハンファ・グループ傘下の独太陽光パネルメーカー、ハンファQセルズは先ごろ、トルコに支社を設立した。急成長が見込まれる同国の太陽光発電市場でシェア獲得を目指す。
韓国英字紙『コリア・ヘアルド』によると、ハンファ・グループのエネルギー事業を統括するハンファ・ケミカル首脳は、ハンファQセルズがトルコで太陽光発電関連機器やソリューションを販売するため、ビジネスチャンスの開拓に努めていることを明らかにし、「ビジネスはまだ初期段階にあるが、トルコには大きなポテンシャルがあると考えている」と述べた。日照に恵まれているトルコでは、太陽光による発電量が1平方メートルあたり年間1,131キロワット時(kWh)と見込まれている。同国の太陽光発電による今年の発電量は500メガワット(MW)と、昨年の50MWから急拡大する見通しだ。
コンサルティング大手IHSは、トルコを世界で2番目に魅力的な太陽光発電市場と位置づけている。