使い捨て医療用具メーカーの墺グライナー・バイオ・ワン(GBO)が、ハンガリーのモションマジャローヴァールにある工場の拡充を検討しているもようだ。東欧経済ニュースサイトnov-ost.infoが報じたもので、同社ハンガリー法人のバログ最高経営責任者(CEO)によると、投資規模は10億~15億フォリント(325万~490万ユーロ)で、今後1カ月をかけてハンガリー工場を拡充するか、他の地域に進出するかを、最終決定する。
同社は2001年、グライナーホールディングの研究技術部門を分離する形で発足した。バイオテクノロジー、診断・製薬、医療診断・体外診断を専門とし、国際的に事業を展開している。製造および販売で進出する国は10カ国を超え、従業員数も約1,500人に上る。
同社の昨年の売上高は36億フォリント(1,170万ユーロ)に達した。今年は39億フォリント(1,270万ユーロ)を視野に入れているという。