2014/7/9

チェコ・スロバキア

チェコ、医薬品などの付加価値税率引き下げ

この記事の要約

チェコ政府は2日、医薬品、書籍、ベビーフードに対する付加価値税(VAT)率を現行の15%から10%に引き下げることを決定した。2015年1月1日から実施する。当初案では乳児用おむつも税率引き下げ対象に含まれていたが、欧州 […]

チェコ政府は2日、医薬品、書籍、ベビーフードに対する付加価値税(VAT)率を現行の15%から10%に引き下げることを決定した。2015年1月1日から実施する。当初案では乳児用おむつも税率引き下げ対象に含まれていたが、欧州連合(EU)のルールに違反する恐れがあることから対象から外された。

VATの引き下げは、今年2月に発足したソボトカ政権の目玉政策のひとつ。財務省によると、新たな軽減税率の導入によって29億コルナの税収減が見込まれる。ただ、税率が下がることで価格が下落すれば消費にプラスに働くことが期待できるとしている。