2014/7/16

ルーマニア・ブルガリア・その他南東欧・トルコ

EBRD、クロアチアの食品メーカーに協調融資

この記事の要約

欧州復興開発銀行(EBRD)は7日、クロアチアの食品・医薬品メーカー、ポドラフカに7,340万ユーロのシンジケートローン(協調融資)を供与すると発表した。 シンジケートローンは、EBRDの自己勘定による3,000万ユーロ […]

欧州復興開発銀行(EBRD)は7日、クロアチアの食品・医薬品メーカー、ポドラフカに7,340万ユーロのシンジケートローン(協調融資)を供与すると発表した。

シンジケートローンは、EBRDの自己勘定による3,000万ユーロと、オーストリアのエルステ・グループ、ライフアイゼンバンク・インターナショナル、ウニクレディトバンク・オーストリアの3行による4,340万ユーロから構成される。

ポドラフカは1993年に民営化された南東欧地域で最大級の食品・医薬品メーカー。クロアチア北部コプリヴニツァに本社に構え、約6,000人の従業員を擁する。同社のムルシッチ取締役会会長は

「ポドラフスカは、自社ブランド製品ポートフォリオの競争力向上と国外市場での成長を目指している。経営陣は成長を加速するためグループ全体の効率改善に努めている。EBRDの支援は長期にわたるパートナーとして我々の更なる発展を支援するものだ」と述べている。

EBRDはクロアチアの独立当時から同国で活動しており、これまでに160件のプロジェクトに総額29億ドルを投じている。