2014/7/16

ロシア

コンチテック、ロシア新工場で量産開始

この記事の要約

独自動車部品大手コンティネンタルのゴム・プラスチック子会社コンチテックは9日、ロシアのカルーガに建設した新工場で量産を開始したと発表した。新工場では自動車の空調やパワーステアリング向けのホースを生産している。 新工場の建 […]

独自動車部品大手コンティネンタルのゴム・プラスチック子会社コンチテックは9日、ロシアのカルーガに建設した新工場で量産を開始したと発表した。新工場では自動車の空調やパワーステアリング向けのホースを生産している。

新工場の建設投資は約1,700万ユーロ。従業員数は現在の約90人から2015年までに約160人に増える予定。ホース工場の面積は4,800平方メートルで、生産棟と管理棟で構成される。

新工場で生産した製品は、露自動車大手のアフトワズ(「ラーダ」ブランド)やルノー、日産に供給している。今年の生産規模は約100万ユニットとなる予定。中期的に2倍の200万ユニット以上に拡大する方針を示している。

カルーガ工場の建設は、コンチテックの事業国際化と顧客に近い場所で生産する同社の戦略の一環に位置付けられる。