2014/7/23

ポーランド

三菱日立パワー、ポーランドで火力発電所受注

この記事の要約

三菱日立パワーシステムズ(MHPS)は17日、欧州2社と共同でポーランド最大の国営電力会社ポルスカ・グルパ・エネルゲティチュナ(PGE)から褐炭焚き火力発電所の建設を受注したと発表した。取引総額は約1,100億円。同発電 […]

三菱日立パワーシステムズ(MHPS)は17日、欧州2社と共同でポーランド最大の国営電力会社ポルスカ・グルパ・エネルゲティチュナ(PGE)から褐炭焚き火力発電所の建設を受注したと発表した。取引総額は約1,100億円。同発電所は2019年半ばの運転開始を予定している。

同発電所はポーランド南西部のトゥルフに設置する。出力は45万キロワットで、MHPSはボイラー、蒸気タービン、復水器、発電機、計装・制御設備、脱硫装置などの製作・供給から試運転までを担当。共同受注した現地建設会社ブディメクスとスペインのエンジニアリング会社テクニカス・レウニダスは土木工事・据付、電気設備などを引き受ける。

ポーランドは総発電量の約9割を石炭火力に依存する。褐炭は水分含有量が多く燃焼が困難な低品位炭であるため、MHPSは褐炭の効率活用につながる独自の燃焼技術を投入する。

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