ポーランド国営電力ポルスカ・グルパ・エネルゲティチュナ(PGE)がドイツ国境に近いグリフィノにあるドルナ・オドゥラ石炭火力発電所に5億ズロチ(1億2,000万ユーロ)を追加投資する。同発電所を訪問したカルピンスキ国家資産相が15日発表した。
PGEは過去7年間で7億ズロチ(1億6,900万ユーロ)を超える資金を同発電所に投資してきた。これに加え、2018年までに5億ズロチを投じて発電所の近代化を推進する。
また、修理費用として年5,000万~7,000万ズロチを支出する。
カルピンスキ資産相は、同発電所を運営するPGE子会社ドルナ・オドゥラ電力がポーランドの電力安定供給に欠かせないと話し、その重要性を強調した。ドルナ・オドゥラ電力は他に、ポモジャニ、シチェチンの2発電所を操業している。