2014/8/6

チェコ・スロバキア

「メイド・イン・チェコスロバキア」の商標が復活

この記事の要約

旧チェコスロバキアが、平和裏にチェコとスロバキアに分離してから20年以上が経つが、このほど「メイド・イン・チェコスロバキア」を商標として復活させることで両国が合意した。チェコ輸出銀行(CEB)とスロバキア輸出銀行は7月3 […]

旧チェコスロバキアが、平和裏にチェコとスロバキアに分離してから20年以上が経つが、このほど「メイド・イン・チェコスロバキア」を商標として復活させることで両国が合意した。チェコ輸出銀行(CEB)とスロバキア輸出銀行は7月30日、ブラチスラバで「Made in CzechoSlovakia」の商標を共同で運用する覚書を交わし、両国企業が当該商標を用いた輸出事業で協力していくことを確認した。

両国の主要輸出先であるアジア・アフリカ地域では、両国が別々の国であるという認識は薄く「メイド・イン・スロバキア」や「チェコ・メイド」といった表示が通じないケースが多いという。より認知度の高い「メイド・イン・チェコスロバキア」という商標を復活させるというアイディアは、昨年末にスロバキアのフィツォ首相とチェコのルスノク前首相が提唱していた。