2014/9/3

ルーマニア・ブルガリア・その他南東欧・トルコ

ブルガリア暫定政府、最低賃金引き上げを検討

この記事の要約

ブルガリア暫定内閣のヨルダン・フリストスコフ社会労働相は27日、法定最低賃金を引き上げる政府の方針を改めて確認した。同時に、闇労働の比率を引き下げ、社会保険の財源を確保する必要性を訴えた。 フリストスコフ社会労働相が民放 […]

ブルガリア暫定内閣のヨルダン・フリストスコフ社会労働相は27日、法定最低賃金を引き上げる政府の方針を改めて確認した。同時に、闇労働の比率を引き下げ、社会保険の財源を確保する必要性を訴えた。

フリストスコフ社会労働相が民放テレビbTVに明らかにしたところによると、賃金全体に占める闇労働の比率は3割にも上る。一方でブルガリアの最低賃金は欧州連合(EU)加盟国でも最低水準にあり、経済の実情に合わせて金額を決定する方式を採ることが望ましい。算出に当たっては、マクロ経済指標や労働生産性などの客観的データを基準とする。これにより、政治的判断に左右されない、安定的な社会保障制度が得られる。

政府は最低賃金を現在の340レフから400レフ(204ユーロ)に上昇させる計画だ。雇用者が労働市場に影響すると訴えていることについては、過去数年間で最低賃金はほぼ2倍になったが、失業率には変化がなかったと反論した。

社会保険料率を7.3ポイント引き上げるとの憶測については全面否定した。その上で、来年から1~2ポイントの引き上げるかどうかを検討していると話した。

また、社会保険の給付については、保険の適用対象となる収入や年金額の上限を算出する基準を導入し、支出を抑えるのが望ましいとした。