クロアチアの国営電力会社HEPは2日、プロミン石炭火力発電所の拡張事業の発注について、丸紅と仏アルストムからなる企業連合に優先交渉権を付与した。交渉で詳細を詰め、来年初めに契約する予定だ。総工費は8億ユーロに上る見込み。
このプロジェクトは、北西部のプロミンに3つ目の発電設備「Cブロック」（出力500メガワット）を設置するもの。最も古い「Aブロック」（出力115メガワット）に代わる発電能力を整備するとともに、容量を拡大する。2019年に稼動する予定だ。
入札には、韓国・大宇と西アベインサの企業連合と、伊エディソンも参加した。
