2014/10/1

チェコ・スロバキア

チェコ航空、人員削減へ

この記事の要約

チェコ航空(CSA)は従業員3分の1の削減予定を明らかにした。対象となるのは、パイロット70人、キャビンアテンダント150人、一般職60人。ウクライナ危機による旧ソ連諸国からの利用者の大幅な減少が背景にある。同社が清算さ […]

チェコ航空(CSA)は従業員3分の1の削減予定を明らかにした。対象となるのは、パイロット70人、キャビンアテンダント150人、一般職60人。ウクライナ危機による旧ソ連諸国からの利用者の大幅な減少が背景にある。同社が清算されるとの一部報道については強く否定した。

CSAは2013年に9億2,200万コルナの赤字を計上するなど経営悪化を受け、韓国の大韓航空に株式の44%を売却。2014年上半期には営業黒字を達成したものの、9月初旬の株主総会では、不採算を理由に6機のエアバスA320の今冬の運航を取りやめるとする決定が承認されていた。なお、パイロット組合は今後の対応についてコメントすることを拒否している。(1CZK= 5.07JPY)