2014/10/1

チェコ・スロバキア

チェコのエネルギー業界、収益性向上

この記事の要約

チェコのエネルギー業界の収益性が向上していることが、企業コンサルティング国際大手のビスノードが行った国内主要エネルギー会社78社の業績調査の結果で分かった。同業界では良好な収益拡大と同時に従業員数が減少しており、引き続き […]

チェコのエネルギー業界の収益性が向上していることが、企業コンサルティング国際大手のビスノードが行った国内主要エネルギー会社78社の業績調査の結果で分かった。同業界では良好な収益拡大と同時に従業員数が減少しており、引き続き安定した業績を維持すると見られる。

ビスノードの調査によると、2013年の売上高は8,345億コルナで11年に比べ12%増。一方、経費は7,995億コルナで6.7%の増加に抑えられたため、営業利益が約25%増の855億コルナに大きく拡大した。総従業員数は1万3,810人で、1.3%減少したことも収益性の向上につながった。

13年の純利益上位企業はCEZ(264億コルナ、以下表記同じ)、RWEサプライ&トレーディング(240億)、RWEエナジー(99億)、CEZディストリビューション(69億)、Eonディストリビューション(55億)。(1CZK=5.07JPY)