英金融大手HSBCがこのほど発表したポーランドの製造業購買担当者景気指数(PMI)は49.5となり、前月比で0.5ポイント上昇したものの、分岐点となる50を3カ月連続で下回った。
生産指数が13年5月以来最も速いペースで低下したほか、新規受注が4カ月連続で縮小した。輸出受注も5カ月連続で減少しており、企業は生産拡大に引き続き慎重な姿勢をとると予想される。なお、雇用は増加に転じた。
HSBCのエコノミスト、ウルバンスカ氏は「ポーランド経済が依然として後退局面にあることを示している」とコメントしている。