2014/11/12

ロシア

ロシア中銀、来年はゼロ成長を予想

この記事の要約

ロシア中央銀行(CBR)は10日発表した最新の経済予測で、今年の国内総生産(GDP)予想伸び率を従来の0.4%から0.3%に下方修正した。欧米の対ロシア制裁と原油価格の下落を受けて景気が冷え込んでいるためで、来年はゼロ成 […]

ロシア中央銀行(CBR)は10日発表した最新の経済予測で、今年の国内総生産(GDP)予想伸び率を従来の0.4%から0.3%に下方修正した。欧米の対ロシア制裁と原油価格の下落を受けて景気が冷え込んでいるためで、来年はゼロ成長に落ち込むとみている。

同国の物価は制裁の影響で大きく上昇しており、CBRは今年のインフレ率が8%を超えるとの予測を示した。中銀のクセニア・ユダエヴァ第1副総裁は「政策金利を引き上げていなければ、インフレ率は10%を超えていただろう」と述べ、「今後も金融引き締め政策を堅持する」立場を明らかにした。インフレ率を2016年までに4%に低下させるとした中期目標については達成時期を17年へと延期している。

CBRは今回の予測を◇欧米の対ロシア制裁が17年末まで続く◇原油価格は現在の1バレル当たり85ドルを割り込む水準から、来年は同95ドルまで回復する――との想定に基づいて作成した。