ポーランド石油最大手PKNオルレンは11月26日、同国中部のプロックにガスタービン・コンバインドサイクル発電所(CCGT)を建設すると発表した。新発電所の出力は596メガワットで、2017年末の運転開始を予定している。投資額は16億5,000万ズロチ(約3億9,400万ユーロ)。
新発電所からの送電網は国営電力会社PSEが整備し、発電用のガスは国営ガス輸送会社ガスシステムが供給する。PKNオルレンのジャチェック・クラビエツ最高経営責任者(CEO)によると、同社がコジェネレーション(熱電供給)分野の発電容量を3年内に1.5ギガワットに引き上げることを目標としている。
PKNオルレンは同国中部のヴウォツワヴェクにも出力463メガワットのCCGT発電所の建設を計画している。(1PLN=35.34JPY)