2014/12/3

バルト三国

エストニアのプラスチックメーカー、新工場建設

この記事の要約

エストニアのEstPakプラスチックは11月25日、首都タリンに近いサク市に新たな生産施設を建設すると発表した。受注増による生産量の増加に伴い、製品輸送の効率化を図るのが狙い。新工場では25人を新規雇用する。 同社のハル […]

エストニアのEstPakプラスチックは11月25日、首都タリンに近いサク市に新たな生産施設を建設すると発表した。受注増による生産量の増加に伴い、製品輸送の効率化を図るのが狙い。新工場では25人を新規雇用する。

同社のハルヤク監査役によれば、工場が所在する同国西部ヒーウマー島と本土との間の輸送手段は連絡船に限られている。本土に生産拠点を設けることで、製品輸送上のネックを解消する。なおヒーウマー島の施設は閉鎖しないという。

1999年に設立されたEstPakプラスチックは主にスカンディナビア諸国の食肉加工会社向けに保温用プラスチック容器を輸出している。