スズキのハンガリー子会社マジャールスズキは、同国エステルゴム工場で生産した3モデルに対しリコールを実施する。対象車両は合計2万4,700台。同社のヴィクトリア・ルスカ広報担当がこのほど明らかにした。
リコール規模がもっとも大きいのはエアバッグとエンジンに不具合がある「ワゴンRプラス」で、ハンガリー国内で販売した1万7,000台が該当する。同エアバッグの製造元は不明だが、大規模なリコール問題に直面するタカタではない。
このほか、2013年9月から11月に製造された1.2リットルガソリンモデルの「スイフト」と「スプラッシュ」を合計7,700台リコールする。ウォーターポンプに緩みが生じ、エンジンのオーバーヒートなどにつながる恐れがある。7,700台の内580台はハンガリー国内で販売された。
マジャールスズキは該当モデルのオーナーにメールで直接リコールを告知するという。