中・東欧、CIS諸国、ロシアに特化した情報誌

2015/1/21

ルーマニア・ブルガリア・その他南東欧・トルコ

ルノー、スロベニア工場の生産を縮小

この記事の要約

仏ルノーがスロベニアでの乗用車生産を縮小する。現地子会社レヴォスが同国南部のノボ・メスト工場で生産するコンパクトカー「トゥインゴ」と、独スマートの4ドア小型車「スマート・フォーフォー」の需要が低迷していることに伴う措置で […]

仏ルノーがスロベニアでの乗用車生産を縮小する。現地子会社レヴォスが同国南部のノボ・メスト工場で生産するコンパクトカー「トゥインゴ」と、独スマートの4ドア小型車「スマート・フォーフォー」の需要が低迷していることに伴う措置で、今年3月から夜間生産を取りやめるとともに450人の派遣契約を打ち切る。13日付のスロベニア現地紙『ドネヴニク』が報じた。

レヴォスは両モデル生産のため昨年5月に新しい生産ラインの稼動を開始し、1,000人を新規雇用した。その際スロベニア政府から2,250万ユーロの補助金を受けている。

ルノーの100%子会社である同社はスロベニア唯一の自動車メーカーで最大の輸出事業者。国内唯一の自動車工場でもあるノボ・メスト工場の昨年の年間生産台数は約12万台だった。