ポーランドのバス製造大手ソラリスは先ごろ、ルーマニアのピテシュティ市の交通事業者SCパブリトランス2000 SAから低床式バス「ウルビーノ12」70台を受注したと発表した。昨年末に契約書に署名しており、今年5月までに納車を完了する。
今回受注したバスは、欧州連合(EU)の排ガス基準「ユーロ6」を満たしたカミンズのエンジン「ISB6.7 280B」(204kW)を搭載する。また、空調やLED日中走行用ライト、閉回路テレビによる監視システムなどを装備している。
ソラリスは数年前からルーマニア市場で受注契約を確保しており、昨年は、同国北部のクルジュ=ナポカで連結バス「ウルビーノ18」を40台、また、同国南部のクラヨバで「ウルビーノ12」を17台受注している。