2015/2/25

ロシア

ロシア独禁当局、米グーグルの調査を開始

この記事の要約

ロシア連邦独占禁止局(FAS)は20日、米グーグルが不正競争防止法に違反している疑いがあるとして、正式調査を開始したと発表した。国内検索最大手ヤンデックスの苦情に基づくものだが、調査の内容など詳細は明らかにされていない。 […]

ロシア連邦独占禁止局(FAS)は20日、米グーグルが不正競争防止法に違反している疑いがあるとして、正式調査を開始したと発表した。国内検索最大手ヤンデックスの苦情に基づくものだが、調査の内容など詳細は明らかにされていない。グーグルは違法行為を否定している。

ヤンデックスは18日、スマートフォン基本ソフト(OS)のアンドロイドにおける支配的地位を乱用し、競合によるサービスを妨害しているとしてFASに調査を依頼した。アンドロイド関連では、欧州連合(EU)が昨年7月に調査再開の可能性を明らかにするなど、ロシア以外でも問題になっている。

グーグル側は「スマホメーカーは搭載するアプリを自由に選択できるし、ユーザーも自分でスマホを100%操作することができる」として、法律違反の事実を否定した。